毎日何も無い様で、毎秒毎秒何かある日常。
年を重ねると忘れてゆく事も沢山あるけれど
自分の内側に記憶が蓄積されて何かの瞬間にその記憶を思い出す。
そしてそれを人と共有した時にふと思う、
年を重ねるって何か面白い。
記憶喪失だけは絶対なりたくない故障かもしれない。 そして少しでも一緒に時間を共有したことのある人みんな
その故障にはかかって欲しくないように思う。
何か見えない物と戦って全力だった10代の自分は何だか愛おしい。
いまここで何が出来るのだろうか。
何をするべきで、何が必要で何が足りないのか?
そんな事を考える自分は確実に年を重ねる度に身につけてしまった雑念思考。
それは”頭でっかち”という一種の病気。 何も考えず、自由でいる事が理想。
そんな理想と現実のギャップは大きい。
でも年を重ねるごとに人と共有出来る記憶がどんどん蓄積されることを思うと
年を重ねる事も楽しいと思う。